【簡単】スニーカーを手洗いで綺麗にする方法

スニーカーは簡単に水洗いできると思いがちですが、レザーや皮革素材は水洗いは不可。大切なスニーカーを長持ちさせるためにも、素材に合った洗い方をするのが大切です。

この記事では自宅でスニーカーを手洗いする方法を「キャンバス・綿」と「レザー・皮革」など素材別でご紹介します。

スニーカーを自宅で洗う方法が分かれば、汚れてもすぐに洗えるためきれいな状態を持続できます。ぜひ最後までご覧ください。

【キャンバス・綿】基本的な手洗い方法

キャンバスや綿素材のスニーカーの手洗いは以下の手順で行います

①靴紐と中敷きを外す

まずは靴紐と中敷きを外します。この時にスニーカーの中のゴミを一緒に出しましょう。

スニーカーの中には砂やホコリがたくさん入っているため、出しておくと汚れが落としやすくなります。

②ぬるま湯につける

スニーカーを入れられるサイズのバケツを用意し、40℃前後のぬるま湯に30分程度つけます。ぬるま湯につけ置きすることでスニーカーの汚れがある程度落ち、その後の中性洗剤でも簡単に汚れを落とせるようになります。

③中性洗剤で汚れを落とす

つけ置きが終わったらスニーカーを取り出し、中性洗剤と歯ブラシを使い洗っていきます。中性洗剤は食器を洗う食器用洗剤で構いません。スニーカーを手洗いする時に使うブラシは、使い古しの歯ブラシを使用すると良いです。

④お酢を使って汚れを落とす（白いスニーカーのみ）

もしも白いスニーカーが黄ばんでしまったらお酢を使いましょう。

スニーカーが黄ばむ原因はアルカリ性と紫外線の化学反応によるものです。スニーカーを洗う際に残ったアルカリ性が、太陽の紫外線と反応して黄色に変色させてしまいます。

スニーカーをお酢が入った水につけておけば、お酢の「酸性」とスニーカーの中の「アルカリ性」が中和され元の色に戻ります。

分量は水2Lに対してお酢が100㏄程で、2～3時間付けておくのが望ましいです。

⑤水でよくすすぎ日陰で干す

つけ置き後は、スニーカーを水でよくすすぎます。その後タオルで水分を拭き取るか、1、2分程度の脱水をしましょう。

スニーカーの水分がある程度取れたら日陰で干します。直射日光をあてるとスニーカーが変色する可能性があるため、日陰に干すことが大切です。

【レザー・皮革】基本的な手洗い方法

レザーや皮革素材のスニーカーの手洗いは以下の手順で行います

中敷きと靴紐を取り外す

スニーカーから中敷きと靴紐を取り外します。

ここで中敷きと靴紐の汚れが気になる場合、歯ブラシに中性洗剤(食器用洗剤)をつけて汚れを擦り落としましょう。

スニーカーのゴム底を洗う

スニーカーのゴム底を中性洗剤とブラシでこすりながら洗っていきます。スニーカーの表面(レザーの部分)に水がつかないように注意しながら洗いましょう。

レザーの表面の汚れ拭く

レザーの表面についた汚れを乾いた布であらかじめ拭き取ります。その後、布に専用クリーナーを少量つけて汚れた部分をさらに拭きましょう。

日陰で干す

日陰にスニーカーを干しましょう。直射日光をあてるとスニーカーが変色する可能性がありますので、必ず日陰にスニーカーを干してください。

専用クリームを塗る

乾いたら仕上げとして専用クリームを塗っていきます。革製のスニーカーはクリームを塗り栄養を与えてあげることでツヤや輝きを取り戻し、美しく蘇ります。

汚れが頑固な場合の手洗い方法

汚れが頑固でぬるま湯のつけ置きだけでは取れないキャンバス地や綿のスニーカーは、重曹をぬるま湯にといて、2時間前後つけ置きすると汚れが落とせます。重曹は消臭効果もあるため、スニーカーの中の匂いが気になる方にもオススメです。

スニーカーの手洗いについてのよくある疑問

スニーカーの手洗いについて、よくある疑問にお答えします。

洗濯機で洗う方法は？

洗濯機で洗う場合は、漂白剤につけおきしてから靴底の泥を払い、洗濯ネットに入れてオシャレ着コースで洗濯しましょう。

あると便利な手洗いグッズは？

前述の通り、あると便利な手洗いグッズは以下の4点です。

スニーカーを洗う際は自宅にあるグッズでまずは試してみるのが大切です。専用のアイテムは洗いやすいですが、最初から全てそろえるとなるとコストもかかり大変です。その点自宅にあるグッズで試してみれば、余計なコストもかからず手軽にできるメリットがあります。

ただし革製のスニーカーは専用クリームで汚れを落とすため1つあると便利です。

まとめ

スニーカーの手洗いは手軽にできます。自分のスニーカーの素材に合わせて下記の方法で試してみてください。

キャンバス・綿は水洗いやブラシでのこすり洗いができますが、ゴシゴシこすると汚れが中の繊維に入り込んでしまう可能性があるため、優しくこすることが大切です。

レザーや皮革素材は、水に濡れてしまうとシミの原因になる恐れがあるので、必ず専用クリーナーで拭き取りましょう。

どれも簡単な方法なので、皆さんもぜひ自宅でスニーカーを洗ってみてください！