- スニーカーを洗濯機で洗いたい
- スニーカーを手洗いするのは面倒だから楽に洗う方法はないかな…
毎日スニーカーを履いていると気になってくるのが泥はねや砂による汚れ。定期的に洗いたいけれど、毎回手洗いするのは面倒に感じる人も多いことでしょう。
この記事ではスニーカーを洗濯機で洗う方法をご紹介します。洗濯機で洗う方法が分かれば、手洗いが面倒な時に役立ちます。洗濯機であればまとめて洗うこともできるため、家族全員のスニーカーを洗う際にも非常に便利です。
とはいえ、「スニーカーを洗濯機で洗ったら故障の原因になるのでは?」「衛生面でも心配…」という人もいるでしょう。
スニーカーを洗濯機で洗う際はそのまま入れてはいけません。各パーツを外し、砂やゴミを取り除き、軽く洗ってから入れることが大切です。ほんのひと手間かけるだけで、スニーカーを洗濯機で簡単に洗えます。
スニーカーをまとめて洗いたい人や時間をかけたくない人はぜひ最後までご覧ください。
もしもお手入れが面倒であれば、「宅配クリーニング」に出す方法もあります。靴洗いのプロが丁寧に洗ってくれるので、自宅にいながら手間なくキレイになるためおすすめです!
スニーカーを洗濯機で丸洗いする方法
スニーカーを洗濯機で丸洗いする手順は以下の通りです。
1.スニーカーのひもと中敷を取り外す
スニーカー全体をきれいにするために、靴紐と中敷を取り外します。取り外した時にスニーカーの中にゴミや埃が溜まっていれば、粘着テープなどでゴミや埃を取り除いてください。
2.スニーカーを予備洗いする
スニーカーは予備洗いしてから洗濯機で洗濯しましょう。泥がついたスニーカーをそのまま洗濯機に入れて洗濯すると、洗濯槽が汚れ傷つく恐れがあります。
靴底の小石などを取り、表面の汚れを柔らかい布で落とします。スニーカーの表面に泥がついている場合、乾かしてから泥の汚れを落としてください。
泥が乾いていない状態で擦ると、スニーカーに染み込みシミができる可能性があるため注意して行ってください。
3.漂白剤につけ置きする(汚れがひどい場合)
スニーカーの汚れがひどい場合は漂白剤につけ置きします。
つけ置き時間は金属が付いたスニーカーは1時間以内、色ものや柄ものは8時間以内、白いスニーカーなら一晩つけ置きしましょう。
漂白剤に抵抗がある場合は固形石鹸を使いましょう。汚れた箇所石鹸をつけてこすると汚れが落ちます。
4.ネットに入れ洗濯機で洗う
洗濯ネットに、スニーカー・靴ひも・中敷を全て入れます。洗濯機の「おしゃれ着コース」を選択して、ネットに入れたスニーカーを洗濯機で丸洗いしましょう。
「おしゃれ着コース」は、洗濯機のメーカーや種類により「ドライコース」「おうちクリーニングコース」のように名称が異なる場合があります。
5.天日干しする
洗濯機で洗濯した後は天日干しをしましょう。白いスニーカーなど変色の恐れがある場合は、日陰に干してください。
ポイント
乾かす時には新聞紙をスニーカーの中に入れておくのがおすすめです。新聞紙など吸水性のある紙を丸めてスニーカーの中に入れておくと、スニーカーに染み込んだ水を吸ってくれるため早く乾きます。
スニーカーを丸洗いするときの注意点
洗濯機でスニーカーを丸洗いするときの注意点を以下にまとめました。
洗濯機で洗ってOKな靴とNGな靴がある
どんな靴でも丸洗いできる訳ではありません。洗濯機で洗ってOKな靴とNGな靴の種類は以下のとおりです。
- 洗濯機で洗ってOKな靴
- キャンバス地やナイロン地の靴・スニーカー・上履き・スリッポンなど
- 洗濯機で洗うとNGな靴
- 皮革素材の靴・スパイク・ブーツ・ビジューなど飾り付きの靴・ヒールのある靴など
洗濯機で洗えるスニーカーはキャンバス地やナイロン地のスニーカーや靴です。濡れても問題ない素材であれば洗濯機で洗っても問題ありません。
一方、革靴は濡れるとシミになる恐れがあるためNGです。他にもスパイク・ブーツ・ビジューなど飾り付きの靴・ヒールのある靴などは、靴の破損や洗濯槽を傷つける原因となるため洗濯機では洗えません。
服と一緒に洗わない
着用後の服など他の洗濯物とスニーカーを一緒に洗うと、スニーカーに付着した砂汚れが他の洗濯物を傷つける可能性があります。必ずスニーカーだけで洗うようにしましょう。
一緒に洗えば節水・節電にはなりますが、服にダメージを負わせるため絶対にやめましょう。
スニーカーだけであればまとめて洗うことは可能です。スニーカー1足に対し水10Lの容量で増やしていくと効果的に洗えます。
洗剤は洗濯機の指示通りの分量を入れる
洗剤は洗濯機の表示通りの分量を入れましょう。
洗剤はスニーカーの素材にやさしく汚れ落ちも良い「中性の液体洗剤」がおすすめです。粉末洗剤は汚れ落ちは期待できますが、スニーカーに粉残りする可能性があります。中性の液体洗剤でも「おしゃれ着用洗剤」は洗浄力が弱いためスニーカーを洗うのには向いていないため、選ぶ際には気を付けましょう。
洗濯機の乾燥機能は使わない
家庭用洗濯機の乾燥機能でスニーカーを乾燥させると、スニーカーの型崩れの原因になるため注意が必要です。基本的には「すすぎ」で終わらせ、その後は乾いたタオルで水分を拭き取る方法がおすすめです。
どうしても脱水したい場合は1、2分以内にとどめておいてください。
スニーカーを乾す際は、風通しのよい日陰で乾かしましょう。天日干しをするとゴムの劣化や変色などスニーカーを傷めてしまう恐れがあります。
日陰干しは2〜3日ほどで完全に乾きます。スニーカーが乾くのを待つ時間がない場合は、コインランドリーの靴専用乾燥機を使用することをおすすめします。
スニーカーはコインランドリーでも洗える
自宅の洗濯機を使うことに抵抗がある人はコインランドリーを利用するのも方法の一つです。コインランドリーの中には靴専用の洗濯機があるところもあります。
靴専用洗濯機の中には大きなブラシが内蔵されており、家庭用洗濯機で洗濯するより汚れがキレイに落ちる仕組みになっています。
コインランドリーを使う際も事前に汚れは落としておくことが大切です。余分な砂やゴミを取り除いておくことで洗濯機の故障を防げます。
あらかじめ汚れを落としておくと、洗濯する際の汚れ落ちはさらに良くなります!
コインランドリーの靴専用洗濯機は乾燥機付きと別料金タイプがあります。気になる方はぜひお近くのコインランドリーでスニーカーの洗濯をお試しください。
あると便利な洗濯機で洗うためのおすすめグッズ
スニーカーを洗濯機で丸洗いするときにあると便利なおすすめグッズを4点ご紹介します。どれも自宅にあるものばかりです。上手に活用していきましょう。
- ブラシ
- 洗濯ネット
- 中性洗剤
- 漂白剤
ブラシはスニーカーを予備洗いする時に使用します。洗濯ネットは洗濯機でスニーカーを洗う時にスニーカーや洗濯槽を傷つけないためです。中性洗剤は液体洗剤の中でも洗浄力が高いため、洗濯機でスニーカーを洗う時に使用するのに向いています。
漂白剤があるとさらに便利です。漂白剤は頑固な汚れや黄ばみを劇的に落としてくれる効果があります。
どれも自宅にあるアイテムばかりなので、自宅でスニーカーを洗う際はぜひ活用してみてください。
まとめ
この記事ではスニーカーを洗濯機で丸洗いする方法について解説しました。
キャンバス地やナイロン地のスニーカーや上履き、スリッポンであれば洗濯機で洗うことは可能です。反対にレザーや皮革素材のスニーカーやスパイク、ブーツなど、水に濡れてはいけない素材や特殊加工がされているものはスニーカーや洗濯機を傷めてしまう原因になるため、洗濯機では洗えません。
まずは自分のスニーカーの素材や特徴を確認してから洗うようにしましょう。
洗濯機で洗う際には、あらかじめ汚れを落としたりネットに入れたりなど、ひと手間かけることが重要です。なにもしないでそのまま洗濯機に入れてしまうと、故障の原因になったり、汚れ落ちも悪くなるからです。
最初のひと手間を行えば後は自動でまとめて洗ってくれるので、洗濯機でのスニーカー洗いは非常に便利です!ぜひ皆さんも一度試してみてください。
もしも自分で洗ったり保管したりするのが面倒であれば、「宅配クリーニング」に出す方法もあります。靴洗いのプロが丁寧に洗ってくれるので、自宅にいながら手間なくキレイになるのでおすすめです!
下記の記事で詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください。