日常生活の強い味方であるスニーカーはどれだけ大切に履いていても、だんだん汚れてきてしまいます。
できるだけ綺麗な状態で履き続けたいと考える方は多いのではないでしょうか。お気に入りの一足であれば尚更です。
今回は履いて汚れたスニーカーを白く綺麗にする方法についてご紹介します。
万が一汚れてしまったら?スニーカーを白く綺麗にする方法
スニーカーは衛生面や型崩れの観点から、ご家庭の洗濯機で洗濯することはおすすめしません。(ただし布製のスニーカーであれば洗濯機を使うことは可能です。)
スニーカーを洗うときは手洗いでが基本です。以下の手順で行います。
- 洗う準備をする
- 水に漬ける
- ブラシで洗う
- ぬるま湯ですすぐ
- 自然乾燥させる
1.洗う準備をする
まずは洗う前の準備をします。洗うときに必要な道具は以下の3点です。
- バケツ
- ブラシ
- 中性洗剤
余裕がある方はお酢や重曹、靴用の洗濯ネットなどを準備すると、さらに汚れが落としやすくなるため便利です。
汚れを落とすための洗剤アイテムを以下の表でご紹介します。
洗剤の種類 | 特徴 |
---|---|
中性洗剤 | おしゃれ着洗剤などにも用いられる、布にやさしい洗剤。 |
重曹 | 弱アルカリ性なため、皮脂汚れを落とすのに有効。 |
酢 | 変色してしまった黄ばみに有効。 |
漂白剤 | 泥汚れなどをしっかり落とし、白く綺麗にする。ただし、白いスニーカーだけの使用に限る。 |
洗剤はおしゃれ着洗いにも使える「中性洗剤」を使用。スニーカーの繊維を傷めずに洗うことができます。皮脂汚れには「重曹」が、変色した黄ばみには「酢」が有効です。
泥汚れや頑固な黄ばみを落としたければ、「漂白剤」がおすすめです。ただし色のスニーカーに使用するとスニーカーそのものの色が薄くなってしまうので注意が必要です。基本的には白いスニーカーだけに使用しましょう。
スニーカーはあらかじめ靴紐や中敷きを靴本体から外しておきます。大きな目立つ泥汚れやホコリなどは、先に軽く拭き取っておきましょう。
2.水に浸ける
汚れが取れやすくなるように、バケツに水を張り10~15分間スニーカーを入れておきます。
3.ブラシで洗う
中性洗剤をブラシに含ませ、優しくこすり洗いをします。汚れが濃い場合は、あらかじめつけ置きの洗濯用洗剤をピンポイントで付けておくとよいです。
洗剤は基本的に中性洗剤を使用しますが、汚れの種類や素材によっては別の洗剤の使用することも可能です。中にはスニーカー用の洗剤があるため、悩んだときは専用の洗剤を使うとよいです。
4.ぬるま湯ですすぐ
洗剤で汚れを落とせたら、ぬるま湯ですすぎます。すすぎ残しがあると変色などの悪影響を及ぼすため、しっかりとすすぎましょう。
5.自然乾燥させる
すすぎ終わったらタオルで水分を吸い取るか、洗濯機で脱水をかけます。ただし脱水機は長時間行っていると型崩れの原因になるため、1~2分以内に収めましょう。
脱水が終わったら、風通しのよい日の当たらない場所で乾燥させます。
早く乾かすコツは、壁に立て掛けるように置いておくと、地面に触れる面積が少なく汚れが付きにくい上に、傾斜ができることで乾きやすくなります。さらに途中で上下を入れ替えると、下に溜まった水分が分散して早く乾きます。
お手軽なコインランドリーを使う方法も
布やナイロン製のスニーカーであれば洗濯機を使って洗うことも可能です。ただ普段、衣類を洗っている洗濯機にスニーカーを入れることに抵抗がある人もいるでしょう。そのような人はコインランドリーの「靴専用洗濯機」を使うのも有効です。
靴専用の洗濯機は靴の形に合わせたブラシが内蔵されており、通常の洗濯機よりも汚れが落ちやすいのが特徴。何足も手洗いするのが面倒なときは、コインランドリーの使用も検討してみてはいかがでしょうか。
スニーカーを綺麗に維持する方法
ここでは参考として、洗ったスニーカーを綺麗に維持するためにできる方法を5つ紹介します。
購入後すぐに軽く防水スプレーをかける
購入した後は履き始める前に軽く防水スプレーをかけて、1日乾燥させましょう。防水スプレーをかけることで、雨を弾くだけでなく、静電気が発生しにくくなることで泥やホコリといった汚れなども付きにくくなります。
正しく履く
かかとを踏んだり、靴紐を緩めたまま履いたりすることは、型崩れや生地同士の摩擦を生みスニーカーを傷める原因になります。
また、履くときは靴紐を緩めて履き、履いた後はしっかり紐を縛りましょう。そして、脱ぐときも無理に脱がずに、靴紐を緩めた状態で脱ぎましょう。
履いた後は簡単に汚れを拭き取る
汚れを見つけたときは、早めにタオルなどで拭き取るようにします。靴底の側面やつま先などはどんなに気をつけていても、知らず知らずのうちに汚れていることがあります。
汚れは時間の経過とともに、生地に定着して行ってしまうため、汚れを落とすのは早ければ早いほどよいです。
定期的に洗濯をする
スニーカーは定期的に洗濯することをおすすめします。履くたびに汚れを拭き取っていても、長期的に履くことで蓄積した汗ジミや染み込んでしまった汚れは時間が経過すると滲み出てきます。
このような汚れは拭き取るだけでは取り除くことは難しいため、3~4ヵ月に1度の頻度で洗濯するのがおすすめです。季節の変わり目に洗濯するとわかりやすいです。
風通しのよい場所で保管する
スニーカーを保管するときは、湿気の少ない風通しのよい場所に置きましょう。湿気が多い場所はカビや臭いの原因になってしまいます。
また、脱いですぐのスニーカーは足の汗などがこもっているため、すぐにしまわずに半日~1日程度乾燥させるとさらによいです。
まとめ
今回はスニーカーを綺麗に履き続けるためにすべきこと、綺麗に白くするための洗濯方法についてご紹介しました。
今回ご紹介したちょっとした細かな手入れや気づかいが、スニーカーを長持ちさせます。少し面倒に感じるかもしれませんが、定期的な洗濯も忘れないようにしましょう。
もし、自宅でメンテナンスするのが大変という方は、スニーカーを「宅配クリーニング」に出すのもオススメです。ほとんどのサービスが手洗いを行っています。
以下の記事で詳しく紹介していますのでぜひチェックしてみてくださいね。